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小学生 〜中学受験人気で、早期化傾向〜

文部科学省によると、小学生の通塾率は低学年で20%前後、学年が上がるにつれて上昇していく傾向にあります。 6年生になると、実に37.8%ものお子さんが塾に通っており、しかもこの割合は増加傾向にあるとのことです。 これは、小学校の授業内容が削減されたにも関わらず、中学受験で求められる学力レベルはむしろ高くなっているという 現状を反映しているようです。大手塾の「中学受験コース」は4年生からスタートすることが多いので、 中学受験を考える際には、3・4年生からの塾通いがベターだといえるでしょう。 また、最近は低学年の子供に勉強の楽しさ を教える塾も増えてきています。低学年のうちから塾に通い、 勉強に対する興味を高めておくのも手です。



中学生 〜通塾率は高め。内申対策も忘れずに〜

中学生の通塾率は、1年生で45%、2年生で50%、3年生で65%とかなり高い割合を示しており、 周囲と差をつけられないために塾に通っておいた方が無難といえるでしょう。 通塾時期の目安としては、難関高校受験者で1年生から、私立高校・公立高校受験(受検)予定者で2年生ごろからというのが、 一般的なようです。ただし、高校受験では推薦入試など、学校の内申点が合否を左右することも多くなります。 学校のフォローのためにも、早いうちから補習コースなどに通っておき、受験が近づいてきたら進学コースへうつる、というのも有効です。



高校生 〜志望校にあわせたコース選びが重要〜

高校では、中学に比べて学習範囲が難しくなり、ちょっと気を抜くと一気に学力差がつきやすくなります。 そのため通塾率は、公立高校通学者で31%、私立高校通学者で50%と比較的高く、通塾と予備校・通信教育などを併用している お子さんも多いようです。大学入試では、各校独自の傾向で出題してくることがほとんどです。形式がマーク式か記述式か、 基本問題での出題が多いか応用問題が多いかなどなど、志望校の出題傾向をしっかりおさえながら、 もっとも自分にあった塾を選びましょう。



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